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 『草原の実験』は2014年に製作されたロシア映画。セリフなしの映像美で描かれる少女たちのささやかな日常に、徐々に意外な暗い影がさしこんでいく。2014年・第27回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、最優秀芸術貢献賞を受賞した。

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全編セリフ一切なし!

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 この映画は最初から最後まで一切セリフのない映画。今までそんな映画観たことも聞いたこともなかったので、とても興味深かったです。
 映画にとって、というよりも人にとって一番大事なのは口で会話する、説明すること。通常は感情を表に出して表すことの一番の手段として会話やセリフがあるわけです。しかしこの『草原の実験』はセリフで感情を表すことができない。だったらどうするのかというと、BGMや表情で表現するわけです。その中でも評価したいのが役者さんの演技です。
 セリフがないということは役者の演技力がモノを言う作品であるということはわかると思います。私もそれを期待して観ましたが、役者のみなさん想像以上の演技力。特に表情の作り方が本当に上手ですぐに感情を読み取ることができました。
主人公のジーマはあまり感情的になる場面がありませんでしたが、それでも微妙な変化を付けていて役者の力を目の当たりにした気分です。

 もう一つ感心したのはカメラワークの秀逸さ。流れるような視点移動、場面切り替え。内容もさながら本当に素晴らしい作品でした。
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 主人公のジーマを演じたのはエレーナ・アン。
このエレーナさんがとても綺麗な顔してるのがセリフがなくても観てられる一つの要素なのかなぁと思いました。
韓国とロシアのハーフらしいのですが、正直今の日本の芸能界にこれ以上綺麗な人はいないと言えるほど綺麗です。
声やほかの演技もとても気になるので今後たくさんの映画作品に出演、主演してくれるのを楽しみにしています!


映画慣れしている人じゃないと疲れる・・・?

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 セリフもないということは字幕もないということです。私も鑑賞前のメニュー画面でいつも通り字幕設定するぞ~とか思っていたら

 「メニュー画面に字幕設定が・・・ない!?」

そしてこれはセリフのない映画だったと思い出したらなんだか鳥肌が立ってしまい、映画を観る前から変な感じになってしまいました笑。

 映画の話に戻りますが、セリフがないだけでその舞台の国の言葉、つまりロシア語の新聞などは出てくるわけです。
しかし字幕設定もないのでなにが書かれているか予想しなければならない。といっても話の流れから予測できる物がほとんどではありますが、映画や小説を読みなれていないひとが観たらなんで?なんで?ってなるかもなと思いました。ロシア語だけでなく場面の切り替わりが唐突でどういうシーンに飛んだのか一瞬考えなければいけない時があったようななかったような・・・笑

 自分で言うのもなんですが、私は映画はそこそこ観慣れている方なので映画に関する知識や理解力はあるつもりなので多分あまり映画を観ない人は分かりにくいんじゃないかと思いました。

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 『ファインディング・ドリー』は、2016年公開のアメリカのアニメーション映画。2003年公開の『ファインディング・ニモ』の続編である。

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『私の家族はどこ?』

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 マーリンとドリーが、ニモを探す大冒険をしてから1年後。ちょっとしたことがきっかけでドリーは家族がいたことを思い出す。しかし忘れっぽいドリーが一人で探しに行くことはとても危険だということでマーリンとドリー、そしてニモの三匹で家族をさがす大冒険に出る!

 前作は人間に囚われたニモを探すストーリーでしたが、今回は家族に関して唯一覚えていた「カリフォルニア、モロ・ベイの宝石」という言葉を頼りにカリフォルニアに冒険に出たドリーが囚われてしまいます。舞台は海洋生物研究所、平たく言えば水族館ですね。なんとここが「モロ・ベイの宝石」だったのです。
そこでタコのハンクと出会ったドリーは、一緒に脱出しようと奮闘する。

 このタコのハンク君がとっても活躍してました。水の中でしか生きられないドリーと違って、自由に地面を移動できるハンクのお陰で『ファインディングシリーズ』の新しい一面を見たように思います。廊下を這いつくばったり、手すりなど色んなものに擬態したり、人間に見つからないようにしながら移動していくシーンはなんだか『トイ・ストーリー』を観ている気分になりました。

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 冒険の途中、様々なことを思い出したドリーはハンクのおかげで自分の生まれた巨大な水槽に1人戻ることができた。
しかしそこには父母の姿はなく、昔の家はもぬけの殻だった。他の魚からその2匹の魚は隔離棟にいったと聞かされドリーはパイプを通って逆戻り、その中でマーリンとニモと再会した。

 水族館の中にいるドリーの話と、ドリーを探すマーリンとニモの話と2つに分かれるのですか、正直話の内容が多すぎてドリー側のあらすじだけで精一杯です笑。そういう意味では今回は話の山場や見所が多いような気がします。だからこそ最後まで観客が飽きることなくお子さんの多い映画館も割と静かだったし、笑い声しか聞こえなくてよかったなと今になって思う。

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 再会した3人はドリーの家族を探すため隔離棟を目指す。そこで水槽に入った沢山のナンヨウハギ、ドリーの仲間を見つけるが両親の姿はどこにもなく、ドリーを探しに行ったきり2人は戻ってこなかったと聞かされる。なんだかんだあって1人で海に落ちてしまったドリーは途方にくれる。しかしそこでどこかに繋がる貝殻の列を見つけ、たどっていくとそこにはドリーの家族の姿が。3匹は再会を果たしたのだった。

 この再会シーンはとても感動しましたね。排水管近くの水が汚く薄暗い海の中で、いつかドリーが帰ってくるんじゃないかと考えて毎日貝殻を家の方向に並べていた両親の事を考えると本当に再会できてよかったなぁとシミジミしちゃいます。最終的にあのニモたちがいる賑やかな海で暮らすことができてよかったですね。

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 ドリーはトラックに積まれてしまったマーリンとニモを救うためジンベエザメのデスティニーと、白イルカのベイリーの協力を借りて助けます。
ここからもう破茶滅茶なので短くまとめると、

「タコが魚積んだトラックの運ちゃんになって、海にドボン」

 タコのハンクが、ニモたちの乗っているトラックもろとも海に返すというとんでもEND。映像もさることながらここで流れる海洋生物研究所のアナウンス、八代亜紀さんの説明口調もピッタリはまってお腹痛くなりました笑

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 無事に海帰れたドリー達は、また平和に仲良く暮らし、家族同然のマーリンとニモがずっと近くにいたことも気付けましたとさ。

 本当に大満足でした。公開から1ヶ月以上たった今でもお客さんが多かったのが疑問でしたが、納得ですね。
『ファインディング・ニモ』の続編ということで、前作を見てないとわからないネタが多くあって「予習しといてよかったな」と思いました。そう思うくらいネタがいっぱい仕込んであってラストの奴らは1年経ってもまだ歯医者の袋に入っていて、結局次は海洋生物研究所にとらわれるという笑。今度はあの魚達でスピンオフでも作ってくれたら面白そうですね。

美しい・・・。CGが現実を超えた?

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 前作のレビューの時に散々書きましたが、やっぱりCGが綺麗すぎる。実は本編より短編の方が個人的には綺麗に見えましたが、今回はドリーの話ということで笑。

 水面や海藻の表現。魚が手の上で跳ねる動きなんてもう本物そのもの。子供の手が勢いよく水に入ってくる時にできる気泡など、本当に見惚れてしまうような物ばかりで度肝を抜かれました。水だけじゃなく空、夜景なんかもとても綺麗で、正直現実を超えてしまっています。現実でも夜景は綺麗ですが、問題は海。日本だとどこの海にいっても10m先が見えないようなところばかり。人間達のせいで魚達が嫌な思いをしてしまうなんて最低ですよね。だから『ファインディング・ドリー』を見習って現実世界も海を綺麗にしていきたい!

 と、話は逸れてしまいましたが、数年前に進化は終わったと思っていたCG技術がまだまだ進歩していっていることに驚きを感じました。それだけじゃなく本当に水の中にいるかのような音響効果も素晴らしく、1番最初のトイ・ストーリーも素晴らしくですか現在と比べると人間の凄さも実感できますね。あとは海を汚さなければ完璧なんですが笑

書きたい事まだまだあるけど、ありすぎる!

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 あらすじ書こうとしても内容が多すぎてかけない、名場面もありすぎる、コラム書くのが仕事の人なら1日中書いてられるんじゃないかな笑。
カリフォルニアに八代亜紀とか、乗るな乗るなとか、ちょうだいちょうだいとか、これだけじゃ訳がわからないと思いますが是非映画を見て欲しいです!

 忘れてましたが、やっぱりピクサーの声優に使うタレント選出が相変わらずうまかった。タコ役は上川隆也さん、デスティニー役は中村アンさん、主役の2人もさることながら、今回参加のこの2人も素晴らしくピッタリでした。『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』なんかのあんな配役は普通だと思いつきませんよね。それでいて毎回違和感がないのはどういう仕組みなんでしょう。俳優さんがうまいのか、ピクサーはなにか特別なマイクでも開発したんでしょうか・・・笑

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 1996年から続くトム・クルーズ主演のスパイ映画『ミッションインポッシブル』シリーズ最新作は撮影の真っただ中でしたが、ここで思わぬ問題が発生したようです。

 海外サイトDeadlineによると、『ミッション・インポッシブル6』の撮影が、トム・クルーズとのギャラ交渉で揉めてしまい撮影が中断してしまっているようです。

 製作陣にとってもファンにとっても、『ミッション・インポッシブル』にはイーサン・ハントを演じるトム・クルーズは絶対に外せないスターであるから慎重に話し合いを進めていかなければなりませんね。
 撮影は来年1月から再開される予定とのことなので、無事完成することを祈りたいですね。

生きねば。『風立ちぬ』レビュー!

 19, 2016 15:00
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飛行機を愛した、堀越二郎の話。
2013年に公開された『風立ちぬ』は航空技術者、零戦の設計者としても有名な堀越二郎さんがモデルの作品です。

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強烈なキャッチコピー。『生きねば』

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 公開当時はこのキャッチコピーが印象的だった。ジブリ作品にあまり関心のなかった事もありその時観に行くことはなかったが、今になって観てみるとジブリは、そして宮崎駿監督は偉大な方なのだなと再確認できた。
 演出、脚本、細部までこだわったアニメーションに対する想いが観ている側にも伝わってくる。

 気になるのは最後の菜穂子が置いていった3通の手紙。劇中では結核の闘病のため山の病院に帰ることしか明かされてませんでしたが、宮崎駿監督のことだから、二郎に宛てた手紙も最後の文までしっかり考えていると思うので気になりますね。
 それにしても今作のヒロイン里見 菜穂子が画像にもあるようにとってもカワイイ。美人すぎてほんとに胸キュンしちゃいますよ。め胸キュンとか言っちゃうくらいカワイイので是非観てください!笑

宮崎駿のこだわり。

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 先ほども記した通り、私自身あまりジブリに興味がなく、ジブリ作品を観るならピクサー作品といった考え方だったので正直ここまでレベルが高いとは思っていませんでした。一言で言うと

 「ジブリの描く物すべてに命がある」

 他の長編アニメーションとジブリ作品、そして僕たちが生きていること”実際の世界”を見比べればこの意味がわかると思います。
つまり、ジブリの描く線一本一本が止まることなく常に動いている。実際に自分の周りを見渡してみると、命あるものや風に揺れるもの、様々なものがそれが微々たるものでも完全に静止はしていないのです。そういう細かい所に目をつけ表現できるジブリは日本の誇りですね。

 そしてもう一つ印象に残ったのが”感情の表現”。
人の喜怒哀楽を表現することが神がかり的に優れている。その中でも特に”悲しみ”の表現が素晴らしい。実写ではできない口の形や、大粒の涙が流れる様、これを違和感なく表現できるということはアニメーションの強みである。ジブリ作品の真骨頂は『感情の表現』にあると思う。

すこし試験的な作品だった・・・?

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 『風立ちぬ』は宮崎駿最後の監督作品だったわけで、すこし他のジブリ作品とは違うのかなと感じた。
一つは効果音。飛行機のプロペラやエンジン、風の音や自然災害と劇中の効果音がほとんど人の声で作られています。これには映画の構成や脚本を会議する際、宮崎駿の頭に浮かんだその場面にあった効果音をスタッフの誰一人理解できず、宮崎駿自身も説明している間にわけのわからなくなることが多々あったようで、

「それならば人の声でやってみよう」

という奇想天外な結論になったそうです。
宮崎駿監督らしいおかしな発想ですが、確かに頭には浮かんでいても表現するには難しい音があって”人の声”で再現するという方法は画期的ですが、プロペラ音やエンジン音は普通の効果音でよかったんじゃないか思った。この先も作品製作を続けていくのなら長い時間かけて試行錯誤できるのでしょうがもう引退ということで、やるなら全部やってやるくらいの感じで製作したんでしょうかね。

 もう一つ気になったのが主人公の声
主人公の堀越二郎を演じたのは『新世紀エヴァンゲリオン』や、現在公開中の『シン・ゴジラ』の総監督、庵野秀明さん。
映画をご覧になった人はわかると思いますが、お世辞にも上手いとはいえない演技でした。
宮崎駿監督直々の指名だったようで、

「誤解を招くかもしれないが、
現代で一番傷つきながら生きている、そういう感じが声に出ているのが庵野。
丸くならずギザギザしている。
出来上がりを観て始めは庵野がしゃべっているなと思ったけど、
最後まで観たら二郎になっていた。とてもよかったと思います」



と語っていた。確かに最初の方はすげー大根だなと思ったが、終盤にはまあまあ馴染んでましたかね。
役作りはまったくしていなかったようですが、まわりがそれなりに上手い俳優さんですからすこしくらいは役作りして欲しかったですね。

 映画にとって重要なのは演技。その次にBGMではないでしょうか。一度聴いたら耳に残るあのテーマBGMが良いですし、その他のBGMも秀逸なものばかり。主題歌は松任谷由実さんの『ひこうき雲』。BGM、主題歌全て含めて『風立ちぬ』でしたね。

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 『ファインディング・ニモ』は、2003年に公開された長編アニメーション映画。ピクサーの長編アニメーション作品としては第5作目でえあり、第76回アカデミー賞では長編アニメ賞を受賞した。

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大きな海で小さな魚が大冒険!

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 現在公開中である『ファインディング・ドリー』を観に行く前の予習として鑑賞。
カクレクマノミのニモは学校の遠足中、人間達に捕まってしまう。人間からニモを取り戻すため、父親のマーリンはナンヨウハギのドリーと共に壮大な旅に出る。その道中サメに追われたり、提灯鮟鱇に襲われたり、クラゲの群れに突っ込んでビリビリなったり、挙句にはクジラに食べられたりしながらそれでも2人は前に進むというストーリー。

 まず語りたいのが序盤に出てくる3匹のサメ。映画史上こんなにもキュートなサメ達はいなかったと思われるほどかわいく描かれていた。可愛いと言っても、もちろん見た目は凶悪な顔つきに鋭い牙を生やしていますが問題はその中身です。なんとあのサメが「魚と僕たちは仲間」なんて言ってるんです。ポスターにデカデカと描かれていたのを見たときは、こいつは手強そうだと思ったのに全然そんなことありませんでしたね。正直言ってかなり間抜けでしたし笑。しかし優しいと言っても彼らは所詮はサメ、ドリーの鼻血に理性を失うシーンはハラハラしながらも笑えました。

 その次にでてくるのが提灯鮟鱇。この映画で1番怖いのはサメでもカモメでもなく、暗闇から現れるあの凶悪なフォルムをした彼でしょう。子供の頃に見ていたら確実にトラウマものです笑。

 そして少し飛んで最後はクジラに飲み込まれるシーン。小さなテレビからでも伝わってくる巨大であり、比べる対象がマーリンとドリーしかない画面の中でよくもまぁあんな大きさや怖さを表現できるなと感心するほどでした。あれを映画館の巨大なスクリーンで観た日には背筋が伸びきってしまうでしょうね笑

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 この映画のテーマはもちろん「親子愛」ですが、劇中にそれだけがテーマでないことが読み取れます。私が考えるもう一つのテーマは「人を信頼すること」だと思います。
主人公のマーリンは子供のニモは1人じゃ何もできないと決めつけ、周りの人のこともあまり信用してませんでした。しかし旅を続けることによって忘れっぽくひょうきんなドリーのことも信頼するようになり、ニモのことも信じるようになりました。ニモもまた父親をより一層信頼し、2人は本当の親子の形を手に入れたのではないのでしょうか。

目の付け所が素晴らしい!

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 ピクサーは毎度様々な物語で私たちを楽しませてくれますが、改めて考えると想像力が凄まじいですよね。魚が主人公でその子供が歯医者の水槽に閉じ込められるなんてこんな好奇心をそそる物語はなかなかありませんよ。そういう意味では魚達の気持ちを考える無邪気な子供の気持ちと、人生経験豊富な大人の気持ちを持ち合わせた素晴らしい人たちの集まりなんだなと分かりました。

 魚達の物語ということで、話のほとんどが海や水槽の水の中などて進んでいきます。そこで重要となるのがいかに水をリアルに表現するか。今から10年以上に公開された本作ですが、正直想像以上の表現に感動しました。水の輝き、水中の無重力感、そして水に濡れた魚の皮膚。10年前にしてこの表現、これから先も映画史に刻まれそうな映画だと感じました。

あれから13年。さらに進化したピクサーが描く水。

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 『ファインディング・ドリー』を見たくなったのも予告編で人間が手を水に入れるシーンに心惹かれたからです。あんなにもリアルな映像でもあり、しかし実写とは違うCGを作れるようになった現在にピクサーが作る水の表現をどうしても映画館で観たくなってしまったのです。今回観た前作の『ファインディング・ニモ』も素晴らしかったですが、鑑賞後にドリーの予告を見返してみると確実に進化しているなぁと確信することが出来ました。予告編を見るかぎりでは水面の表現が一段と素晴らしいものになっているように見えました。

 近々映画館に観に行った際には、ストーリーはもちろんピクサーの作り出した映像美、水中を表現した音響効果なんかも気にしながら観てみたいと思います。

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 『ボーダー』は米2008年、日本では2010年公開に公開されたアメリカ製作のスリラー映画。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが共演するのは1995年公開『ヒート』以来二度目の作品となる。
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よくある普通の映画。

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 ターク(ロバート・デ・ニーロ)とルースター(アル・パチーノ)、2人のオジさん刑事コンビが悪党ばかりを狙う犯人を追いかける映画。犯人は警察官ではないか。次第に周りはタークに疑いの目を向ける。だが結局は相棒のルースターが真犯人でタークに撃たれ死亡。タークの疑いが晴れてよかったねEND。
 『ゴットファーザー』などのロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの共演作ということで、やはい渋い。
しかし映画としては思ったより単調で盛り上がる場面は少ない、というよりない。これは別に映画自体が面白くないという意見ではなく、刑事物の映画なのでもっとドンパチが観たかったという個人的な感想です。

 最初からタークが犯人のような演出だったが、逆にタークが犯人でないと言っているような演出ですぐにわかる。だったら誰が犯人なのかという話になるが、作中の登場人物が少ないので消去法ですぐにルースターが犯人という答えが出せるはずだ。もう少し登場人物を増やして話を複雑にして『シックスセンス』みたいな意外性を持たせても面白い映画になったのではないかと思った。
複雑すぎても途中で寝てしましますけどね笑。

犯人への復讐は正しい道か?

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 無罪判決を受けた明らかに犯人である被告人や、野放しになっている悪党たちを痛めつけていたルースター。この映画のテーマを考えると『報復』でしょうか。これはかなり大きなテーマで、現実でも被害者遺族が事件の加害者に復讐してしまう事件が多々あるようです。このことについては賛否両論ありますが、自分に置き換えて考えると復讐の気持ちを抑え込むことは出来ないでしょうね。でも劇中に被害者やその遺族が犯人に対しての復讐心みたいなものが描かれてなかったとこで、ルースターの独りよがりな感じがあったのでその辺の描写もしっかりしていればよかったかなぁ。

 違う映画の話になりますが、復讐が題材の映画だったら『完全なる報復』という映画が素晴らしいので是非ご覧ください。少しグロいですが、本当に傑作なのでオススメです!

見終わった後の感想

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 本当に登場人物も少ないですし話の内容も単純なので、すぐ終わったなって感じでした。上映時間は2時間はいかないものの1時間40分程度あるので映画としても短いわけでもありません。それでもなんだかんだ最後まで引き込まれてしまうということは、話の構成なんかがうまいんでしょうね。思い返してみると『悪人殺しは相棒だった』ってだけの映画だと気付き、よくこれだけの内容で面白い作品が作れるなと感心しました。

 しかしドラマやコメディ映画なんかと違って観終わった後とくになにも心に残らない。コメディのように前向きになれるわけでもなく、ドラマのようになにか人生にとって大切な物を教えてくれるわけでもない。どの映画必ずしもそんな教訓を与えてくれるわけではないが、観客としては心に残る何かが欲しいものです。
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 『シン・ゴジラ』は2016年7月29日公開の日本映画。ゴジラシリーズの12年ぶり第29作目である。

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超忠実なゴジラ襲来シミュレーション。

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 先日の金曜ロードショーにてハリウッド版ゴジラを観たことがきっかけで今回劇場に足を運んだ。
日本で作られたゴジラ映画を観るのは今回が初めてで前作のことはわからないのですが、多分だいたいゴジラvsモンスターという内容だったのだと思います。しかし12年ぶりに製作された『シン・ゴジラ』に登場するのはゴジラだけであり、そして戦う相手は我々人間。もし現代の日本にゴジラが現れたらという事について、なんの誇張もなく今の日本に出来ることのみを描いている。だからこそ緊張感が出る、そしてシリーズ最大のゴジラのデカさ、威圧感がハンパじゃない。
ハリウッド版『ゴジラ』もそれなりに面白かったが結局はモンスターvsモンスターで、小さな人間たちはただ怯えて見守るだけしかなかった。
 今回はゴジラ対人間ということで、人間たちはヘリガンナーや戦車を使ってゴジラをボコボコにしますが、やっぱり効き目なし。最終的に血液凝固剤を飲まされてゴジラはカチカチになって人間の作戦勝ち。

 個人的に好きなシーンはゴジラの遺伝子レベルが人間の8倍だとわかって「ゴジラは地球上で一番進化している生物」ってセリフが出た場面と、本能的に空を飛ぶものを攻撃するようになったゴジラに対し地上をめぐる電車を使って足元を一気に攻撃する場面です。身近な電車があれほどかっこよく見えたのは後にも先にもあのシーンだけですね笑

 まあゴジラは元々モンスター同士の戦いではあるが、今回このような形でゴジラとの対決を描いた作品に仕上げることが出来たということは、邦画もまだまだ捨てたもんじゃないなと素直に感じた。

かつてこれほどやる気の入った邦画はあったのか。

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 良い映画は良い役者、良いスタッフが集まって作られる。『シン・ゴジラ』を観てつくづく感じた。
監督は『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督。エヴァンゲリオンを観たことない私は庵野秀明のことは『風立ちぬ』の棒読み役者の印象しかなく、大丈夫なのか?と少し思っていましたがまったく心配いりませんでした。
カメラワークも抜群で、いらない部分を切り取った流れるような話の展開。こんな観ていてドキドキワクワク出来る映画を作れる人に映画を撮らせないでいては邦画は発展していかない、そこまで思いました。

 キャストも有名な人が多く出演していましたが、やっぱりカヨコ・アン・パタースン役者の石原さとみの英語力がよかった。他にも英語話していた役者さんもいたけれど、上手かったかなぁ。途中ルー大柴みたいに日本語と英語を織り交ぜて話してるときは「なんだ?」と思いましたが笑。あとあのコスチュームも何気にお気に入りですね!

 あと思ったのは劇中には日本政府なんかが出てきて大杉漣さん総理大臣を除いてかなり有能な人たちの集まりっぽかったですが、途中に東京都知事が登場するシーンもありました。都知事もそれなりに有能感が出てましたがここで私は思いました、

『ちょっと待てよ?都知事が有能・・・だと?』

最近何かと不祥事が多い東京都知事の有能な姿に少し違和感を覚えましたね笑。
あの人たちがしっかりしてくれていればこんな矛盾は生まれなかったのに・・・

特撮ゴジラから世界へ。

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 ハリウッド版も製作され、世界中から注目を集めているゴジラの最新作『シン・ゴジラ』。日本では絶賛の嵐でも海外の評判は分かれているようです。正直『シン・ゴジラ』は話の流れが早く日本語のセリフや字幕が物凄く多いことから別に海外受けを考えて製作したとは考えにくいでしょう。

 しかし、こうしてまた展開していく機会を得たゴジラ、特撮というのは、日本を世界へアピールする一つのコンテンツだとも思えます。日本の漫画がハリウッドで実写化されるということは多いですが、どれも駄作ばかり。そこでハリウッドが注目すべき日本のコンテンツは、漫画ではなく特撮なんじゃないのかなと感じることのできる映画。特撮の発展の可能性を感じることのできる映画でした。

 いやぁ、1か月ぶりの更新になってしまいましたがお久しぶりです。
8月に入ってめちゃくちゃ暑くなってきましたね。先日野球を見に行って日焼けが痛いですが今月こそは張り切って更新していきたいですね!笑

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 『マスク』は1994年公開のジム・キャリー主演のコメディ映画。日本でも人気が高く、ジム・キャリーの出世作としても知られている。今やトップスター女優キャメロン・ディアスのデビュー作でもある。

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 お人好しの銀行員スタンリー・イプキス(ジム・キャリー)は窓口乗務中に歌手ティナ・カーライル(キャメロン・ディアス)と出会う。浮かれていたイプキスだがその後散々な目にあい、挙げ句の果てにゴミを人と間違え川に飛び込む。そのさいゴミの塊の中から奇妙な仮面を発見し家に持ち帰る。帰宅し仮面を付けてみるとイプキスはまるで別人のようになってしまった。カートゥーンキャラクターのように不死身、様々な能力を身につけたイプキスだったが、それにより様々な困難が待ち受けているのだった・・・

ジム・キャリーの出世作!

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 ジム・キャリーといえば『マスク』が真っ先に頭に浮かぶ人が多いのではないだろうか。緑のマスクをかぶった変人がとても印象に残る本作は、ジム・キャリーが主演をつとめた3作品目。
初主演の『エース・ベンチュラ』では、ジム・キャリーの本領が発揮されているかなりぶっ飛んだ内容になっている。初主演にして最高に怪奇な演技をしており、現在もエース・ベンチュラを越える変人キャラクターは現れていないだろう。
主演第2作目『ジム・キャリーはMr.ダマー』では、ジフ・ダニエルズとの共演で大ヒットを記録した。

 そして次に公開されたのが『マスク』である。この映画をきっかけにジム・キャリーはハリウッドスターの仲間入りをするのです。

 と前置きが長くなりましたが、この『マスク』という映画自体がジム・キャリーみたいな物なのです。何言ってんだって感じかもしれませんが、他のジム・キャリー主演映画を見たことある人なら分かると思います。『マスク』以降に公開されたのでジムキャリー主演映画のすべて、原点におけるまさにジム・キャリー自体がこの『マスク』そのもののような気がします。

実写とCGを織り交ぜた映像美

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 実写とアニメとの共演を実現した映画では『ロジャー・ラビット』や『スペース・ジャム』なんかがありますが、現実とCGアニメーションを混ぜ合わせた作品は『マスク』が初めてではないのでましょうか。アニメーションとの共演は斬新で別次元の世界とつながっているような不思議な感じになって、それも観ていて愉快だ。だがCGとなると話は変わる。まず、現実との区別がつかないこと。アニメならすぐに区別がつくものもCGだと、
「あれ?これどうなってるの?」と考えてしまいアニメより不思議な感覚になる。

 『マスク』では緑の仮面をつけてからのハチャメチャ展開がとてもうまく表現されている。
しかも元になっているのが『トムとジェリー』で見られる表現や、『ドルーピー』や数多くのカートゥーンにでてくるような狼。目玉が飛び出したり、体がバネになったり、舌を出しっぱなしの下品な狼など。昔からカートゥーン作品を観てきた人にとっては面白く笑えるが、それと同時に感動を覚えるだろう。
カートゥーン大好きな私は最初に見たとき「あの狼やんけ!」「よく再現してくれた!」と猛烈に感動しました笑。

若かりしキャメロン・ディアス、美しき!

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 実はこの作品でスターの仲間入りを果たしたのはジム・キャリーだけじゃないく、ヒロイン役のキャメロン・ディアスの映画デビュー作でもあるんです。しかしこの時はあまり目立った評価や活躍はなかったものの、その後公開された『メリーに首ったけ』が大ヒット。様々な賞にノミネートされ、名実ともに大スターの仲間入りしたのです。

 今現在でも美しいキャメロン・ディアスですが、デビューしたての頃もやっぱり美しくてこんな攻めた服装もしていて男はもちろん、女性からの支持も高かったような気がしますね。正直今でもキャメロン・ディアスほどの美人はそうそういませんよね。これからも第一線で活躍してもらいたいスターの一人です。


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